(少し内容を編集しました)
リタイア後の楽しみと言えば旅、それものんびりとした時間を楽しむ船旅だということで、船旅に出ました。実は昨年も退職祝い旅行に船旅を選び、気に入って2回目の船旅に出たというわけです。移動のために飛行機や新幹線と乗り換えなければならないのと違って、クルーズターミナルから乗船したら、あとはもう、目的地に着いて戻るまで、食事もエンターテイメントも全部お任せという、大変楽なスタイル。しかも市内のクルーズターミナルから乗れるとなると、家の近くからバスで出かけて、船に乗るだけ!乗った船は、昨年に続き「にっぽん丸」で、奄美大島と五島列島を目指します。
にっぽん丸はネイビーブルーの非常に美しい船で大きい。午後6時、豪華なYOSAKOIの見送りを受けながら、静々と出航しました。せっかくなので広めの部屋を予約し、ウェルカムの飲み物をいただきながら、くつろぎます。やはり、乗客の年齢層は高めで、高齢のご夫婦や姉妹、母娘といった組み合わせが多そうです。食のにっぽん丸と言われているそうで、朝は洋食と和食から選び、夕食は洋食と和食が交互に出ます。もっと大きいクルーズ船にはレストランがたくさんあるらしいですが、にっぽん丸はメニューの種類はなさそうです。一日目は洋食、おしゃれなレストランの料理で、とても美味しかったです。
にっぽん丸ではフィリピンのスタッフが多く働いています。接客も船の技術者も甲板で働く人も日本人スタッフよりも多く感じ、異国感があります。皆、日本語が堪能で、楽しそうに働いているし、お年寄りにも親切で、何度も船に乗っているお客さんは顔見知りになっているみたいです。私は日本語教育が専門ですが、外国人が働く意外な現場だなと思います。
夜はハウスバンドのコンサート。このバンドもフィリピン人メンバーで、私たちのような高齢のお客が懐かしく思う洋楽が中心の演奏で、楽しめます。ちなみに、イベントは大体どれも45分で、疲れず飽きずという時間設定です。
お部屋のアメニティは、竹製のブラシや櫛。包装もビニールではなく、紙でした。こんなところにも環境に配慮がされているんですね。。どのお客さんも楽しんでいる様子です。
明日からは一日中航海。心地良く疲れ、眠りにつきました。