散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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葡萄の葉の料理ドルマを作る

葡萄の葉で

 今年もまた、庭の葡萄が元気なのが嬉しいです。実もたくさんつきそうです。そろそろ袋がけの作業をしなければなりません。

 毎年恒例の、葡萄の葉を使った料理、ドルマを作ります。 葡萄の葉の柔らかそうなところを摘んできて、さっと茹でて冷ましておきます。実は本物を食べたことのない料理です。研究仲間で海外で日本語を教えていた知人は、ブルガリアに赴任していた時に食べたそうです。本物の味を想像しながら作ります。

具を作る

 ドルマは、具を葡萄の葉で包んだ料理なので、まず具を作ります。具には、玉ねぎ、ニンニクを炒めて、そこに今回は豚のひき肉と茹でた麦も入れて、味付けをします。塩胡椒と、クミンなどを入れて、少し濃い目の味にします。それを葡萄の葉を広げて、具を少な目にして葉できっちり包みます。

煮込む

 具を包んだ葉を小さめの鍋に隙間なく並べて、バターと水、レモン汁も入れて15分ぐらい煮込んだら出来上がりです。崩れないように、アルミホイルで蓋をして、煮汁の中で動かないようにします。

出来上がり

 茄子と完熟トマトの炒め物も作り、ちょっと初夏らしい食卓になりました。ロゼのスパークリングワインとよく合います。

 

 

 

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今年のジューンベリー

ジューンベリーの花

 我が家には小さい庭があり、木が何本かあります。毎年、花が咲いたり咲かなかったり、なかなか同じように花がたくさん咲き、実がたくさんなるというわけにはいきません。農家さんの苦労がよくわかります。

 中庭のジューンベリーは、植木屋さんに昨年すっかり切られてしまって実がなりませんでしたが、今年は花が咲いて、期待していました。

 ジューンベリーの花は結構地味ですが、枯れ木に可憐に咲いてくれます。

ジューンベリーの実

 今年はそれなりに花が咲き、実の形ができてきたので、期待が高まりました。あまりたくさんではありませんでしたが、熟して赤くなってきたところで、鳥たちにだいぶ食べられてしまいました。たくさん実がついても鳥が来ない年もあれば、今年のようにそれほど多くない実を食べられてしまう年もあります。

ジューンベリーのジャムを作る

 今年は少ししか収穫できなかったので、あえてタネもそのままにプチプチ感を活かして?ジャムにしました。濾してソースにしたら、ほんの少しになってしまうので。。。ヨーグルトに入れていただきました。美味しかったです。

 

 

 

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隠岐への穏やかな船旅番外編:輪島のこと

初めての船旅

 私たちの初めての船旅は、輪島への花火を見に行く旅でした。私の退職記念で初めてクルーズ船に乗ったのです。夫は船を専門とする研究者でしたが、皮肉なものでゆっくり船旅をしたことがなく、2人とも退職し時間ができた今、クルーズを経験してみようということになったのでした。ディナーでは、退職記念の写真撮影などお祝いをしていただきました。いい思い出になりました。

輪島へ

 輪島港に横付けされたにっぽん丸の後ろ姿です。よく見ると、ちょっと怖い顔をした猫の絵の「ネズミ返し」が付けられています。船に陸からネズミが入ることを防ぐものだそうです。あんまり怖くないキティちゃんの絵も見えます。ちょっと笑っちゃいます。

輪島の街を歩き回り、フグ丼を食べました。フグの身が惜しげもなく載っていて、食べごたえがありました。


輪島の花火

 夜には洋上から花火を見ました。豪華な経験です。パシフィックビーナスも見にきていました。

そして今

 花火が終わって出航する時に、いつまでもいつまでも手を振ってくれた輪島の人々がいました。その姿が忘れられません。 無事でいるだろうか、家は大丈夫だろうか、そんな思いが尽きません。船が着いた港には、今は仮設住宅が建ち始めたようですが、街中はまだ復興どころか、片付けにも5ヶ月以上経った今ようやく始まったという話もよく聞きます。

 平成22年とある初入港記念のプレートが船の中に飾ってありました。またいつかクルーズ船が晴れ晴れと入港できるように、豪華な花火を見られる日が必ず来るようにと祈る日々です。

 

 

 

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隠岐への穏やかな船旅3:ヘルシーメニューのディナー

旅と食事

 今回の旅は夫の退院後の初めての旅行でした。そういう状況になってみて初めてわかるのは、旅先で自分の状態に合った食事をする難しさです。昨年は私が膝痛に悩まされ、駅の階段などで苦労しましたが、今年は食事問題でした。旅は行ける時に行っておいた方がいいというのも納得ですが、93になった母はいつも旅行に行きたい行きたいと切望しており、幾つになっても人は旅と共にあるのかなと思ったりもします。しかし現実には、旅には困難がつきものです。だからこそ、人は旅を目指すのか。。。

船旅の2日目のディナーはヘルシーメニューで

 ともかく、船旅に参加するのは高齢者が多いこともあり、にっぽん丸での食事は食べやすく刺激のないものが適量供され、幸いです。ディナーでは、わざわざヘルシーメニューというのもあり、これをいただくことにしました。大海原を眺めながらのディナーです。

 オードブルは、いろいろな野菜をふんだんに使ったカプレーゼでした。生のカボチャを薄く削ったものは意外に硬かったですが、さくらんぼはちゃんとタネが取り除いてありました。美しい盛り付けにも注目です。

 白身魚のグリルには海藻のソースがかかっていました。加賀太きゅうりのサラダはヨーグルトで爽やかに仕立ててあります。

 そしてメインは、夫にはありがたい、低温調理したチキンでした。柔らかくさっぱりした味わいでした。

 どのお皿も野菜が新鮮で美味しく、楽しんで、かつ安心していただけました。にっぽん丸は食事が定評あるそうですが、本当にそうだと思いました。

 

 

 

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隠岐への穏やかな船旅2:隠岐島の観光を楽しむ

船の朝

 2日目はデッキでの健康体操から始まります。風もそれほど強くなく、気持ちよく体操ができます。インストラクターさんと一緒に、体を動かし、おなじみのラジオ体操1、2をしっかりやります。その後、すぐに食堂に行き、朝ごはんです。パンケーキとオムレツを選びました。

隠岐島への観光

 隠岐にはクルーズ船は着岸できないため、通船と呼ばれる小さい船で島まで行き、上陸します。私たちの観光コースは、ここで別の小さい観光船に乗り換えて、そのまま島巡りをしました。初めての経験です。海の上から見るにっぽん丸です。

 結構なスピードで島の周りを走ります。船の後ろの方の屋根のないところに乗った私たちには、時々水しぶきがかかり、島と島の間をすり抜ける時は、スリルを感じました!奇岩もたくさん見られました。

隠岐での昼ごはんは

 隠岐西ノ島に上陸し、シーサイドホテル鶴丸で昼ごはんでした。雰囲気のある建物で、海の幸を中心とした食べきれないほどのご馳走でした。

島の上から観光

 昼食の後は、島の上から観光をしました。放し飼いの牛や馬が見られるとのことでしたが、残念ながら、私たちが訪問した時にはいませんでした。それでも素晴らしい島と海が見渡せ、まさに絶景と言えるような景観を満喫できました。

アジフライのおもてなし

 通船に乗り換える港では、アジフライのおもてなしをいただきました。小さめのアジで、カリッと揚げてあり、とても美味しかったです。通船からにっぽん丸まで、5分ぐらいでしょうか。遠くににっぽん丸が見えます。

 隠岐島出航の際には、地元の方々が観光船からずっとお見送りをしてくれました。出航のドラの音も印象的でした。

 

 

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隠岐への穏やかな船旅1:和食ディナーと心地よい滞在を楽しむ

また今年も船旅へ

 今年も同じ季節に船旅に出ました。夫が病み上がりのため、 クルーズターミナルに行きさえすれば、のんびり目的地に着ける船旅がありがたく感じました。やはり参加者は私たちぐらいの年齢ぐらいの方が多かったです。船はにっぽん丸、目的地は隠岐です。

 下の写真は、2年前ににっぽん丸で輪島に行った時の写真です。輪島は港も町も地震ですっかり変わってしまいました。真っ青な空に美しい姿で停泊していたにっぽん丸が忘れられません。

出航を楽しむ

 いつものように、ウェルカムシャンパンを楽しみ、それからデッキに出て、出航イベントを楽しみます。デッキでもシャンパンが配られ、おしゃれなジャズボーカルに見送られながら、船はしずしずと出航します。夕陽がきれいです。とても好きな時間です。

初日のディナーは和食

 初日のディナーは和食でした。最初のオードブル、美味しいものが一口ずつ入れられた重箱には、蓋にくろもじが添えられています。夫が腸閉塞になって1ヶ月、まだ恐る恐る柔らかいものを中心に食べている時期なので、食べやすいものが少量きれいに盛り付けられていて、目でも楽しみながらいただくことができました。

 お造りも天ぷらも上品で美味しかったです。

 メインはすき煮でした。柔らかい牛肉や生麩(粟麩か?)も添えてありました。

 船は揺れるというほどではないのですが、やはり平地とは違うせいか、早く眠くなってしまいます。ビンゴゲームなども催されていたようですが、参加せず、早々に寝てしまいました。明日の観光に備えます。

 

 

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母の安心を願いながらの介護体制見直し

母の介護の区分変更

 今月も母の生活の手伝いで仙台に行ってきました。今回は母の介護の区分の変更があり、契約書などを大量に書くのを手伝い、私も家族として署名押印をたくさんしました。ケアマネさんだけでなく、関わってくださっている訪問看護師さん、デイサービスの担当者の方、ヘルパーさん、生活支援員の方と、5人の方が母のマンションの部屋に、まさに一堂に会して、詳しい説明などを受けながら、契約書書きをしました。多くの人に支えられていることがよくわかります。母はまだ一応何とか一人暮らしができていますが、理解力が落ちており、このように多くの関係者が入れ替わり立ち替わり訪問することに、やや困惑している様子もありました。

牛タン定食

 夕方には、受診の予約があり、私も付き添ってクリニックに行きました。街中にあるビルの中のクリニックで、同じフロアにいくつかの医院が入っていますし、下の階には処方薬局があります。どこもモダンできれいで豪華な家具などが入っているので、母の昔ながらの病院や薬局のイメージとは異なるようで、時々混乱することがあるようです。

 薬局を出た後、いつものデパートで食事をしようと思ったところ、珍しく早い時間に閉店するようで諦め、他の店を探しました。気がついてみると、仙台の街は牛タン屋さんがやたら増えています。私は大学入学の前まで仙台で過ごしましたが、牛タンなど食べたことがありませんでした。仙台出身というと、すぐに牛タン美味しいですよね、みたいに声をかけられますが、実はほとんど食べたことがありません。地元あるあるかもしれません。

 デパート近くで新しそうなお店があったので、入って定食を注文しました。母は昔、父と時々食べていたらしく懐かしいと言って喜びました。ただ、牛タンなのでかなり固く、結構食べるのに大変そうでした。ハサミで切っていただきました。普通の味付けとねぎ塩の味付けと2種類を楽しめました。そしてもちろん麦トロとテールスープ付きです。

ハンバーグディナー?

 次の日も、母の手伝いをするためにマンションに向かいます。ホテルから食材を買いつつ向かおうとしますが、なかなか仙台の街中には手頃なスーパーがありません。以前の記事にも書きました。

mahiruf.hatenablog.com

 この日も結局「明治屋」とその隣にある小さい「AEON」で調達しました。母には高いスーパーで買いすぎないようにとうるさく言っていましたが、やはり品質も良く小さいけれどなんでも揃うスーパーです。ハンバーグのタネを買い、戸棚に入っていたルーを使ってソースにしました。何か感触が変だと思ったら、カルボソースとあり、カルボナーラのソースだったみたいですが、ワインなどを加えてそれなりの味になりました。アスパラのチーズトーストも添えました。

 母には、平穏で静かな暮らしをなるべく長く続けてもらいたいと願っています。そのためにどんな方法があるのか、考えていきたいと思っています。

(今回のタイトルはAIさん作です)

 

 

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