散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

実山椒を煮る

 いつの間に本格的な梅雨となり、庭の花の色もだんだん青や紫、白といった涼しげな色が中心となります。お向かいのお宅からいただいた山野草を、夫の恩師がくださった青磁の花入にいけます。あんまり上手じゃないですが、楚々とした雰囲気です。

 

   

 

 我が家は週1回は茶粥を食べます。夫の得意料理ですが、その際に実山椒を少し入れるとピリッとしておいしさが増します。実山椒の佃煮は、私が住んでいる街のデパートには少し前までは売っていたのですが、最近は売らなくなり、関西に出かけた時に買って来たりします。この間、スーパーで生の実山椒を売っていたので、買ってきて自分で煮てみました。アク抜きをして、醤油や出汁、少しお酒を入れて煮込んだら、それなりに美味しくできました。

 

 

 うちの山椒の木に、今年は結構花が咲き、期待していましたが、実までいきませんでした。実家の庭には大きい山椒の木があり、母が実をとって煮ていましたが、アクが強くて、何度も茹でこぼしてもアクが抜けないと言っていたことを思い出しました。生の実山椒を買おうと思っても、これもなかなか季節がとても限定されるみたいで、毎年うまく買えるわけでもなく、なかなか難しいです。冬は火鍋に入れたり、うなぎご飯に何粒か添えたりと、欠かせない調味料です。