散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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夏の庭の準備をする

退職して1年以上が経つ。実際は退職してからも半年はそのまま仕事が残っていたような感じだったので、1年にはなっていないかもしれない。リタイアしたらどんな生活や心情になるのか心配で、リタイア生活のことを記したブログも色々読ませていただいた。気苦労も多く感じたが、最近ようやくのんびりできるようになった実感がある。今日は朝から家の周りを何時間もかけてぐるっと用足しをして回った。パンを買って、花の苗を買って、夏の花壇も準備も整って嬉しい。

 

       

 

 そんな時、知人の先生が1年前に亡くなっていたことを聞いて衝撃を受けた。コロナ禍前に学会の仕事で一緒になった時も、初めてでやや緊張気味の私に元気に話しかけてくださり、私のブローチを「素敵!」と褒めてくださった。堅い場が和む気がしたことをよく覚えている。最近知ったことだけれど、もうその時には、闘病を始めていらしたらしい。その後はコロナ禍で、お会いするのもオンラインばかりとなった。亡くなる少し前にも、普通に一緒にお仕事をしたけれど、いつも華やかで元気なご様子に変わりはなく、私もあんなふうになりたいと思ったものだった。いつも周りの人をエンパワーする方で、周りにたくさん力を与えて、ご自分はサッと逝かれてしまった。でもその力は、必ず社会の力になっていくに違いないと思う。