散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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退職してここに住む

 だいぶ暑くなりました。私の家の庭のブドウも育ってきました。そろそろ虫が出現してきていますし、雨がちの日も多くなったので、早く袋がけをしなければ! 狭いところに葡萄棚を作りましたが、むしろ棚の外側にわさわさと育ってきています。メドーセージも元気に毎年秋までずっと花をつけてくれます。

 

 

 退職して丸1年と少しが過ぎました。現職時代は思い返しても激務だったと思いますが、割にあっさりその感覚は抜けて、今は、のんびりした毎日です。まったりした中に、少し仕事がありそれが刺激にもなるし、暮らしのリズムにもなっているのかなと思います。夫も同じような生活で、食事以外は、昼間は1階と2階でそれぞれ仕事をします。

 リタイア後にどこに住むか問題は、結構大きいのかなと思います。私も退職前には「地元に帰るのですか」などとよく聞かれました。私たちは家を8年前に建てたこともあり、現役中から住んでいる土地に住み続けています。ここは、夫も私も実家があった場所からは遠い土地ですし、若い頃に住んでいた東京でもありません。冬場は天気が悪く、同僚の中には、退職後もここに住むのは物好きしかいないとまで言う人もいました。まあでも、いつの間に知り合いもそれなりにできて、ご近所の人ともつかず離れずの関係を保てる場所なら、子どもがいない私たちにとって、住めば都という感じもします。心配があると言えば、遠くに住む母のことですが、あちらに移住するのも、母をこちらに連れてくるのも、どちらも今のところ、しっくりきません。

 いつも、キッチンのカウンターに摘んできた花を飾ります。今日はギボウシ。涼しげです。

 

 

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