散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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オンラインギフトを試してみる

 私が若かった頃の贈答や儀礼の習慣が最近ではずいぶん変わってきたなと感じます。あまり常識ある社会人とは言えなかった私でも、仲人や上司の先生、親戚などには必ずお中元やお歳暮を欠かしませんでした。結婚や転勤の挨拶状、年賀状での出産報告なども、きちんとしない方がおかしいというような世の中でした。が、最近は、年賀状も、贈答の習慣も、少なくなってきた気がします。仕事とプライベートは分けるのが常識になってきていますし、これはこれであっさりしていていいなと思います。それでも、お祝いをいただいたりした時、ちょっとだけお返しをしたいとか、お世話になったお礼をしたいとか、そういうことがないわけではありません。しかし住所を交換することは最近はないし、どうしたものか。。そんな時に便利そうなのが、オンラインギフトです。

オンラインギフトとは

 贈り物をするお相手の住所などを知らず、メールやソーシャルメディアだけでつながっているということが最近では少なくありません。オンラインギフトでは、まず贈り物をする際に、メールなどでURLを送り、贈った相手はそのURLから贈り物を受け取る手続きをする、というものです。スマホに入れて、そのまま支払いに使えるような場合もあれば、デジタルカタログから品を選び、届けてもらう住所や日時を入力するという場合もあります。いずれにしても、郵便局に行ったり、デパートから送る手続きをしたり、受け取る方も、不在だった日に再配達の依頼をしたりなどが必要ありません。

オンラインギフトをいただく

 友人たちがお礼にと言って、素敵なお花を贈ってくれました。オンラインのURLからショップのお花を選び、届け先や配達日などを記入しました。

こんな素敵なお花が届きました。

 ただ、この時少し戸惑ったのは、ショップの届け先などのフォームに記入する際、クレジットカード情報も求められ、それを入れないと前に進めないことでした。結局、ショップに問い合わせて、贈り物であっても、一応、情報を入れるというシステムになっているという説明でした。本当は必要ない時に、自分のクレジットカード情報は入力したくないので、システムの課題かなとは感じました。

オンラインギフトを贈る ドリンクチケット

 まず練習として、自分に試してみました。最初は、スターバックスのドリンクチケット500円分です。これは、メールで届いたら、自分のスマホに入れて、スターバックスでチケットを見せると読み込んでくれて支払いOK。簡単でしたし、いつもは頼まないドリンクが飲めました。500円と700円のチケットがあり、枚数は自由に増やせます。

オンラインギフトを贈る ミニブーケ

 ちょっと面白いかなと思って、郵送で受け取れるミニブーケというのも頼んでみました。1200円でした。が、これは微妙かな。。。という感じです。確かにポストで受け取ることはできたのですが。。。

  

 お花は、ダンボール製の丈夫な包みで無事にポストに届きましたが、赤いバラ1本とカスミ草、そして緑色のポショポショの葉っぱ1本。確かにお値段からするとこの位になることは理解できますが、労力>喜び という感じです。そこまで無理してこの小さいブーケを贈る必要はなさそうです。

ドリンクチケットを贈る

 色々考えて、友人たちにはドリンクチケットを贈りました。住む場所の近くにお店があるかななども確認してです。スマホにチケットを入れるのに苦労したということもあったみたいですが、使い慣れていれば、そんなに難しいことではないし、ちょっとした待ち時間や旅行先などで一服しようなどという時に便利かなと思いました。コンビニのチケットや、アイスクリーム券など、様々な選択肢があります。ゴディバのショコリキサーのチケットというのもありましたが、嫌いだったら困るかなと思い、やめました。

 私は以前、カタログをこの方法で贈ったこともあります。基本的にはPCやスマホを使い慣れている方たちばかりだったので、おそらく問題なかったと思います。だんだん、贈答や配送の方法も変わってくることを感じています。

 

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