散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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温泉巡り 富山県・ふくみつ華山温泉

 私が住む場所は、周りに温泉が多く、海の近くも山の近くも、バスで少し行くだけで、立派な温泉宿に泊まれるので楽しみが多いです。夏の疲れを癒しに、山越えをした向こうの富山の福光。華山温泉に行きました。

富山県南砺市

 福光は南砺市にある田園地帯です。棟方志功が住んでいたこともある場所だそうですが、あまり観光する場所はなく、静かなのんびりした場所です。

 温泉に行くのが何故好きなのか、と考えると、やはりポイントはお風呂と食事です。外食も楽しいのですが、たくさん食べて飲んで、家に帰ってからお風呂に入って寝るのが苦痛です。そうなると、まず夕方温泉にゆっくり浸かり、きれいになってから美味しいものをいただき、あとはくつろいで寝られる、これが歳を取ったら楽に感じられるようになってきました。コロナ禍を経て、年も取り、もう飲みに繰り出すみたいなことはしないかなという感じです。

ふくみつ華山温泉

 高台に一軒だけ建つ旅館の華山温泉に一泊しました。最近、富山の旅館が気に入っています。基本的にはセルフのあっさりしたおもてなしで、広々とした清潔な空間が楽しめます。煌びやかな感じはありませんが、木をふんだんに使った和モダン調です。お風呂に露天風呂はありませんが、大浴場で泉質もいいお湯でした。

食事の楽しみ

 ここは海の近くではないものの、やはり富山と言えば、新鮮な魚介類が有名です。オードブルは、「鮑と雲丹のカクテル」で、冷やした美しく盛り付けた雲丹をたっぷりいただけました。冷やし鉢も素敵でした。炙った鱒や柔らかく煮たタコが、冷たいゼリー状の煮汁でまとめられています。暑さ厳しかった日々に嬉しい一皿でした。

 

朝ごはん

 ここは朝ごはんも素晴らしかったです。こんな宝石箱のような甘海老から始まりました。

 外国人らしき中居さんが、「たくさん食べて元気にお過ごしくださいね」と何度も言ってくれましたが、過剰なサービスはありません。豆乳鍋も美味しく、牛肉の蒸し物もあって、本当にお腹いっぱい朝ごはんをいただきました。こんなに食べられるかなと思いながらでしたが、味付けも優しく、ぺろっと食べてしまいました。

浴衣とお土産

 温泉での密かな楽しみは、いつも着られないような浴衣を着られることです。今回は好きな浴衣と帯を選べました。赤い梅の浴衣を選んでしまいました!

 そして、何と、お土産までいただけました。料理長手作りのます寿司です。家に帰って、早速お昼にいただけました。富山のます寿司は、お店によっても酢で強くしめたのもあれば、生っぽいのもあり、好きずきです。私はどちらかと言えば生っぽい方が好きなので、お土産の生っぽいタイプのます寿司はとても美味しかったです。

 まだまだ暑い日が続きます。北陸はただ暑いだけではなく、蒸し暑く、フェーン現象が出ると、驚くほどの気温になります。温泉で癒し、秋からまた色々頑張っていきたいと思います。

 

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