散歩するように生きる

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淡路島でタヌキを訪ねる 洲本八狸

 結婚40周年を迎え、お祝いに大好きな淡路島を訪ねることにしました。これまでも何度か旅行していますが、秋は初めてです。

洲本市への旅

 この記事では、淡路島の中央に位置する洲本市への旅について書きます。市には洲本城もある城下町で、落ち着いた雰囲気の街です。紡績工場を改装したアルチザンスクエアはお洒落なレストランやお土産物店もある素敵な場所です。海に面しているエリアは温泉リゾート街になっています。

    

洲本八狸を訪ねる

 洲本には、洲本八狸物語というものがあり、八匹の狸の像が町の中に置かれています。芝居好きの柴右衛門や子どもの柴助や女房のお増など、八匹の狸にそれぞれ物語があります。初めて訪れた2013年にも、次の2016年にも歩いて見て回りました。今回は時間があまりなかったので、車を使い、街中だけ歩きました。可愛いタヌキさんたちを紹介します。www.sumoto-cci.org

①まず宅座右衛門から

 今回まず訪れたのは、宅座右衛門。頼母子講を始めた金融の神様だそうです。2013年に来た時には、宅座右衛門がいなくて、観光協会に電話をしました。ちょうど川べりの工事中で倉庫にいるんです、と笑いながら担当の方が教えてくれたことを思い出します。一応きれいに整備されてはいますが、もうちょっといい場所ならいいのに。。と思うような駐車場脇にいた宅座右衛門です。

   

②川太郎

 川太郎はアーケード街の一番端っこの交番の脇にいます。手配犯のポスターが貼ってある下で、ここももっといい場所ならいいのにという感じです。川を守り、清掃や警備に頑張っていたタヌキさんです。嬉しそうにお魚を持っている可愛らしい姿です。

③武左衛門

 武左衛門は、防犯の神様で、夜廻りで鍵をかけない家に外から鍵をかけて歩いたそうです。厳島神社の入り口のところに堂々とした様子で座っています。

④柴右衞門

 柴右衞門は芝居好きのタヌキで人間に化けて、葉っぱのお金を持って芝居を見に行っていたそうです。八幡神社にいます。芸事の守り神とも言われていて、写真を撮ると幸せになれるという言い伝えもあるそうです。

⑤柴助

 柴右衛門の息子です。税務署や警察署などに囲まれた足湯公園の中にいます。本当に可愛い姿のタヌキさんで、足湯を楽しみながら、眺めることができます。

⑥お増

 お増は、柴右衛門の女房で、木の葉のお金で買い物に出かけたそうですが、化かされたお店はかえって繁盛したそうです。アーケード商店街の中にいます。

⑦枡右衛門

 酒好きのタヌキで、迷惑な酔っ払いなどを大入道に化けて懲らしめたそうです。商店街の道端にいます。が、このような姿なので、初めて来た時にはどこかがわからず、通り過ぎてしまいました。いつもお花できれいにしてあります。

⑧お松

 柴右衛門の娘で大変な美人タヌキさんです。左の写真は今回撮ったもので、信じられないほど暑かった夏の後のせいか雑草が伸び放題の中にいました。右の写真を撮ったのは2016年の3月で、桜がちょうど咲いていて、美人お松が映えました。

 

 はい、これで八狸クリアです!真夏でなければ、のんびり街の隅から隅まで歩きながら写真を撮ると楽しいと思います。以前はスタンプラリーなどをしていたようですが、今はあまり注目されている様子がないのは少し残念です。この後はホテルのシャトルバスで洲本温泉郷に向かいました。

 

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