散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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ノリタケの食器を思い出す

ノリタケの森へ

 先日、名古屋に研究会参加のために行きました。名古屋駅前は、次々新しいビルができ、ますますキラキラになっていました。主催者の友人が、ちょっとした遠足も企画してくれて、「ノリタケの森」に行ってきました。

森というから郊外かと思ったのですが、実は名古屋駅からも歩いて行ける場所でした。イオンのショッピングモールと続きになっています。まさに市民が憩うおしゃれな公園という雰囲気です。

オールドノリタケ

 この敷地には、ショップやミュージアムがあり、ノリタケの歴史や古い食器などを見て楽しむことができます。明治時代に作られた食器から始まり、これまでの絵柄の歴史も見ることができます。

    

ノリタケミュージアムの画像をお借りしました)

 古いお皿の絵柄を見て思い出しました。うちにも何枚かありました。昔、祖母の家の応接間に食器棚があり、その中に洋風のお皿やティーカップなどが入っていました。それが子供心にとても美しく思え、憧れのものでした。祖母の家の応接間は昔の典型的な作りで、赤い絨毯が敷いてあり、応接セットにステレオ、そして食器棚に画集などが入っている本棚がありました。夏休みなどに祖母の家に滞在したときは、いつも応接間できれいな食器や画集を眺めて過ごしたものです。祖母の家を壊すときに、おそらく母がその食器を譲り受け、さらに私が単身赴任で一人暮らしをすることになった時に譲り受けたものが、まだうちにありました。一人暮らしのアパートで、棚の上から滑り落ちてだいぶ割れてしまったのが残念です。1950年代に作られたもののようです。

ノリタケに盛り付ける料理は

 ご覧の通り、だいぶレトロな柄で、優しい雰囲気ですが、他の食器との相性があまりよくありません。それであまり出番もなかったのですが、時々使っていました。特にスープ皿の方は、たっぷり汁物を入れるのに重宝しています。

 これはクスクス料理で、山形にしたクスクスにカリッと焼いた豚肉を盛り付けました。次のはボルシチです。たっぷりのサワークリームを載せました。小さいお皿に黒パンを入れました。

 ソースポット?グレイビーポット?が、まだうまく使えていません。今度はこのレトロな食器に合う料理を作ろうと思います。

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