散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

旅しながら昔の記憶を辿る

 退職者なので、いつがお盆休みなのか夏休みなのかよくわからなくなってきます。が、暑い中、昨夜は夜の仕事に出かけ、行き帰りバスに乗ったら、どちらも超満員でした。どちらのバスも、何かのイベントと重なったようでした。

 先日行った盛岡の旅で、バスセンターが新しくなっていました。新しいバスセンターも素敵で、木をふんだんに使ったきれいな空間です。バスセンターのサイトからお借りした画像ですが、こんな風です。

       

 それで家に帰ってから昔の写真を夫が見つけてくれました。まさに昭和レトロなバスセンターです。懐かしい気持ちが込み上げてきます。どこも昔はこんなだったなーと。

 

 待ち時間には、田舎に帰る人々がこのガラスケースの前で品定めしながらお土産選んだんだろうなと思うと、愛おしい気持ちになります。

 昔、盛岡に「十五の心」というお菓子があったことを記憶しています。啄木の句から取った名前で、確か和菓子だったと思い、今回も買いたいなと思いましたが、もう販売されていないようです。

 

 昔、時計屋さんは町に必ずあったなとも思い出します。入学祝いの時計を買ってもらったり、何か晴れがましいことの象徴だったかもしれません。今は桁違いの値段の輸入時計屋さんはありますが、町の時計屋さんという感じのお店はあまり見当たりません。写真の大きい時計には、「秒まで合っています」とわざわざ注意書きも書かれています。ガスライターや宝石もあり、きっと贅沢品を買う場所だったんだろうな。。。

   

 岩手のベアレンビールと、ホヤとハムのご馳走。美味しかったです。

 今回の旅は、父の13回忌だから当然ですが、何か昔の記憶を辿った旅となりました。実は、この旅では20年ぶりぐらいに、幼なじみに会う予定になっていました。が、ご夫婦でコロナにかかってしまったと連絡があり、残念ながら会えませんでした。以前より、コロナにかかったという話を周囲で多く聞くようになっています。いろいろな思いが交錯する旅でした。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加