散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

発泡ワインを開ける

昨日は、長く勤めてご苦労みたいな感じの会に呼ばれて出かけた。大学を卒業した際には、まだ自分がここまでがっつり働くとは想像すらしていなかった。

 学長が現在の大学が目指しているところを説明された。それによると、社会の課題を見出し、基礎研究を行い、それを実証するためのセンターを新しく作り、社会への実装に備えるということだった。社会の課題を探すには人文系の知識も大事で、リベラルアートも重視しつつ、従来通り科学技術研究も目指すというお話だった。地方の大学の目標としては結構いいんじゃないかと思った。ともすると、現在、科学技術以外は、もう必要ないみたいに言われることも多かったので、少し明るい気持ちになった。逆に人文系の人たちが、科学技術のせいで今のような悪い社会になったみたいに言うのも現実的じゃないなと思う。いずれにせよ、私はリタイア後の生活としては、ほんの少し、社会に役立てることをしたいと思っている。働いている時は、忙しすぎてできなかったことに力を入れていくつもりだ。

 さてお祝いに、夫が発泡酒のプロセッコをあけてくれた。シャンパンじゃないけれど、すっきりした飲み口で大好きなお酒だ。サーモンのカルパッチョ仕立てと、夫の得意料理のシーフードグラタン。

  

 

 キッチンに飾るのは、そろそろ最後のパンジー。12月ぐらいに植え付けをしたと思うので、5ヶ月ずっと咲き続けてくれた。途中、雪に埋もれたりもしたけれど、枯れもせず、感謝の気持ちが湧いてくる。