散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

船旅をする その3

船旅3日目。いよいよ上陸して観光に出かける日。ワクワク感が高まります!今日は奄美大島観光です。台風をうまく避けて、青空が見えます。なんて運がいいんだろう、私たち。

 船旅は、出港と着岸、どちらも見ていて飽きません。港が近づくと、甲板に甲板員が出てきて、陸に縄を投げて、船を係留する準備を始めたり、迎えてくれる地元の人たちも見えます。お土産を売るテントなどもあり、賑やかな感じです。いかにも梅雨の合間の暑い空気を感じながら、私たちはバスに乗り、一番楽しみにしていた田中一村美術館に向かいます。写真は、バスの車窓から見た、対岸のにっぽん丸です。

 

   


田中一村は、「日本のゴーギャン」とも称される画家だということを「日曜美術館」で知り、ぜひ見たいと思っていました。それがこの機会に叶えられることになり、嬉しい思いでいっぱいです。

 

    

 

この美術館は、水上に高床式の建物が連なる形のとても珍しい形なので、ぜひ写真撮影をしたかったのですが、全貌が見える場所がどこかわからず、しかもスケジュールがタイトだったので、探すことができませんでした。それがちょっと残念でした。

 そして作品は・・・やっぱり実物を見るって大事だなと思った瞬間でした。「日本のゴーギャン」という言葉のイメージからてっきり油絵だと思っていたら、違いました。絹に鮮やかな色彩の日本画の画風で描かれているもので、亜熱帯の植物が印象的で、ずっと見ていたかったです。ここに来られて本当に良かったと思いました。

 

    

 

 

 一村の絵に出てくるアダンの実や月桃の花。そして、珊瑚礁の海。初めてきた奄美大島に感動でした。

 船に戻り、この日のディナーは洋食。食事は本当に美味しく大満足でしたが、お酒好きの私たちにとっての問題はワイン。ハウスワインが3300円とお求めやすい価格ですが、次のランクだと、最低でも1万円以上、上のランクだと20万越え!えーっていう感じです。私たちはもちろんハウスワインですが、にっぽん丸が描かれたラベルが可愛く、美味しくいただきました。

 

      


 夜はまたイベントのコンサートに出かけ、ぐっすり眠りました。明日も観光です!