散歩するように生きる

リタイア後の日々の暮らしと趣味と日本語教育のこと

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オンラインでつながる

 もう早いもので、夏至の季節になったようです。家の近くの川岸のいつまでも暮れないでいる時間が、いかにもこの時期らしいなと思います。昨年撮った写真がきれいだったので挙げます。

 

 

 我が家の紫陽花の花は、不思議な色で、青でもなく、ピンクでもなく、微妙な色です。知人の家から頂いた紫陽花ですが、元は鮮やかな青色だったとのこと。。土壌の性質によるのかなと思います。

 

  

 

 さて、昨日は毎週1回の大学院生へのオンライン授業でした。最初の数回は対面で行い、その後は、オンラインです。昨日は、ちょうど学生さんの1人が所用で国に帰国していましたが、問題なく国から参加できました。オンラインでなければ、授業には欠席せざる得なかったでしょうが、今は距離をものともせず、活動できることはやっぱり素晴らしいなと思います。

 私が運営しているボランティアの活動も、ほとんどがオンラインの活動だと伝えると、参加希望の人が「対面じゃないならやめます」みたいになってしまうのが少し悲しく感じていました。確かに私自身、対面でやっと一緒にお話したりお食事できるようになると、本当に楽しいと心から思います。が、オンラインでそれは無理なんだろうか、そう思い過ぎてしまうともったいないかなと。。。

 私は在職中はコミュニケーションの研究もしていました。オンラインでのコミュニケーションは、PCやタブレットなどの画面を通してすることになりますが、普通の対話を録画しているような態勢だと、単に話している姿を録画したものを見ているような感じを持ち、あまり「熱」が伝わってこないのに対し、画面をしっかり見て、相手の顔を対面と同じように見つめるようにすると、やはりかなりその人が伝わってくることが、調査から少しわかりました。動画をただ見るだけだだとか、中継を見ているような感じだとコミュニケーションをしていると感じられないのかなと思います。コミュニケーションの場や相手がありありと感じられること、それが大事なのかなと思いました。だんだん技術が発達すると、対面と同じようにコミュニケーションが取れるようになるかもしれないです。